新しくローンの借り入れを希望する場合は誰でも、金融会社が行っている審査をクリアしなければなりません。
金融会社ごとに、どんな審査をしているかは違いますが、重視されている項目には、その人の年収があります。
ただし、この頃は、キャッシングやカードローンといった金融サービスを扱う会社が多くなっており、以前とは状況が異なっています。
以前は、年収が高いことがローンの審査をクリアする時には重要視されていましたが、近年ではそうでもなくなっています。
キャッシングや、カードローンでは、10万円くらいの少額融資が一般的になってきているために、それほど年収が高くなくてもよくなっているためです。
そもそもの融資額が10万円くらいなら、年収が高くなくても返済不能リスクは高くなりません。
年収が150万円くらいの人でも、貸し付けができるわけです。
仮に、大口の融資を希望しているというならば、年収は以前と同じく、審査では非常に重要な要素になるといえるでしょう。
金融会社が行うローンの審査では、年収以外には、勤続年数や、雇用形態といった点も、重視することがあります。
年収が高くても一過性のもので、来年、再来年の年収が低くなってしまうこともあります。
住宅ローンの審査の場合は、ただ年収を確認するだけでなく、勤続年数が1年未満だったり、個人事業を経営していると不利になります。
これまで、キャッシングの利用履歴で問題を起こしていないかどうかも大事なことです。
一度は延滞したことがあると、二度目があるかもしれないと金融会社は考えますので警戒され、ローンの審査に通りづらくなります。